【特集記事:みっけの感想】まりちゃん(研修生)からの視点!
〜みっけで研修を終えた まりちゃんが感じたみっけとは〜
【研修期間】 2018/9/3~9/14(12日間)
【現在の所属先】 日本自然環境専門学校
*みっけに来ようと思ったきっかけ
都市部の小学校で8年間、教師として子どもたちと接してきたのですが、学校という場にとらわれず、制約の無い中で子どもの持つ感性を存分に引き出せる環境はないかと考えあぐねていました。森のようちえんは、追い求めていたまさにそのものじゃないか!人間の還る場所である自然の中で、子ども達が自由にわくわくできる。そんな可能性を見出せたような心境でした。そこで、2週間にもわたって森のようちえんの雰囲気を直接肌で感じられるみっけのインターンシップを滅多にない機会だと思い、参りました。
*研修を終えて
初めてみっけを訪れた日はその素敵な空間に心が躍りました。広~い!ワンちゃんもいるんだ。初対面の人でも受け入れてくれやすい子どもたちの反応。みっけの印象は、とても温かくて安心できる場所だということです。保育者さんが子どもの気持ちに寄り添うような言葉をかけたり、気づきを促したり、遊びをしかけておいたりしている。子ども同士、思い切り関わらせてあげている。子どもは自分の気持ちをちゃんと表現できて本当にのびのびしている。そこには子ども時代にあったらいいなと思えるゆったりした時間が流れていました。
私は森のようちえんを特別なものであるように考えすぎていましたが、保育について一つひとつ捉えていこうとする毎日でした。想いだけは溢れるのですが、考えをまとめて論理的に言葉にすることができず、悩み、模索し続けました。しかし、焦らず考え文章化することや失敗を恐れずやってみることの大切さをうっちゃんに教えてもらい、子どもが自分の力を信じて成長するために大切な根本部分をこれからも自らに問い続け、実践に移していきたいと思いました。
最後に、園舎を「みっけのおうち」と呼んでいたのですが、まるで家庭のように安心して自分が自分らしくいられる場所であるからなのかな?とふと感じました。みっけには一緒に成長できるたくさんの仲間や育ちを支えてくれる心強い大人の方々がいます。だからこそ、子ども達は日々の生活の中で、それぞれの発見や視点をまわりの人に丁寧に認めてもらい、自信や意欲がふつふつと湧いてくるのかもしれません。
みっけの皆さん、大変お世話になりました。一緒に過ごさせてもらった時間はかけがえのないものでした。本当にありがとうございました。