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【特集記事:みっけの感想】かおりん(研修生)からの視点!


〜みっけで研修を終えた かおりんが感じたみっけとは〜

【研修期間】 2018/6/12~6/22(11日間)

【現在の所属先】 NPO法人あそびっこネットワーク

*みっけに来ようと思ったきっかけ

 日ごろ、東京で外あそび場のスタッフをしており、都会なりの多様な自然に受け止められながらあそび、成長していく子どもたちの姿をそばで見ています。幼児期に必要なことはこれではないかと、自分の中で確かな思いを持ち始め、都会の公園にある林や草むらでも森のようちえんのような時間は流れるはず、何かできることがあるのではないか、何から始めようかと考えていたところ、みっけの10日間インターン募集にたどり着きました。これだ!と直感で申し込みました。

*研修を終えて

 ~笠間山を登る道中の、4歳女の子のつぶやき~

 「ねぇ知ってる? こうする(足踏み)と前には進めないんだよ。でも、こうやっていち、にって前にすると、どんどん進むんだけどいっこずつしか進めないの。だから頭のてっぺん(笠間山の頂上)まで遠いよ。でも行くしかないからね」

 小さな哲学者に背中をおされました。ありがとう!

 みっけの子どもたちは泣いたり笑ったり怒ったり、自然体であるけど周囲の空気と調和しトゲトゲしていない、空間全体が温かいなにかに包まれている。みっけの雰囲気をそう感じました。“この雰囲気を作りだす秘密はなにか、見つけなきゃ”と意気込んで過ごしていましたが、だんだんと、魔法のように特別なことは何もしていないのかも、と思い始めました。当たり前に子どもをありのまま受け止め、信じて待ち、サポートするように問いかけ、大人も子どももそれぞれが個として共に過ごす、そんな大人の姿勢が見えてきた気がします。

 2歳の子があんな囲いのない園舎でどこかに行ってしまわないのかドキドキしていましたが、見ているとあそんでは保育者のもとへ行き抱っこされ、大きい子の姿を見ては自分もやりたいと訴えに行く。保育者が安心できて何かあると戻りたくなる場所になっていて、反発してここから出ていきたくなる気持ちが生まれないのだなと思いました。みっけ全体が心地よい安心のオーラで包まれているのを私も感じ、いつまでもいたかったなーとしみじみ。

 みっけで過ごした10日間は夢のような時間でしたが、夢物語でなく、そこで確かにみんなが自分らしく生き生きと暮らしていました。みっけだからできること、内田さんが魔法使いだからできること、で終わらないように、自分は何がしたいか、子どもたちと過ごす日々の本質は何か、しっかり考え行動し続けます。

 研修期間中は嬉しいことに、式典やママ飲み会などにも参加させて頂き、たくさんお話することで、考えをより深めることができました。皆様ありがとうございました。


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