【特集記事:みっけの感想】まりちゃん(研修生)からの視点!
〜みっけで研修を終えたまりちゃん〜 高橋真梨子さんが感じたみっけとは〜
【研修期間】2017/6/26~7/7(12日間)
【現在の所属先】あらたまや農園・越後妻有森のようちえん ノラソラ
*みっけに来たきっかけ
新潟県十日町市で、新たに森のようちえんを始めるにあたり、「森のようちえん」ってそもそも何だろう?ということを見つめ直して、どう子どもたちと接すればよいのかを学びたいと、研修に参加することを決めました。HPやFBで目にしたみっけの子どもたちのいきいきした様子や、子どもへの想いが綴られた言葉を拝見し、ここで学びたい!と強く感じました。
*研修を終えて
みっけに関わるこどもたち、大人たち、皆さんとの出会い、ふれあいの中で、
自分が目指していきたいものの軸が見えてきたように思います。漠然としていた
「森のようちえん」という表面的なイメージが解きほぐされて、純粋に子ども達とのかかわりの中から、「あ、こういう時間ってすごく大切で、いいなぁ」という瞬間を感覚で掴むことができました。みっけの子どもたちは、やさしさとパワーに満ち溢れていて、それは自然に、人に受け入れられている、どっしりとした安心感の根っこがあるからなのかな、と感じています。いつの間にか、その安心感に包まれて穏やかに子どもたちと自然に過ごせている自分がいました。
自分が柔らかくなっていくのに応えるように、子どもたちとの関係も柔らかくなっていくようでした。
この研修で、「森のようちえんで何をするか」だけではなく、「森のようちえんがどう在るか」を深く思い起すことになりました。それは自分が人としてどう子どもたちに向き合うのか、という姿勢そのものを問われている気がしています。
みっけでの日々を経て、子ども自身が考え、動こうとする芽を摘むのでなく、それを支える土や水や空のようでありたいと強く感じています。
これから自分たちの場所で、森のようちえんをつくっていくにあたり、今自分たちがどこまでできるのか、どこを目指すのか、その先にどんな子どもの姿があるのかを考えていくための大きな力になったことは間違いありません。
また、みっけの皆さんに会いにきます。本当にありがとうございました。